常に現場で活動しているITコサンルタントのブログ。ITを効果的に活用できていない中小企業の経営者や情シス担当の方へ分かりやすくお伝えします。
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前回、兼任のIT担当置いているなら無駄だ、と書きましたが、

今回、その具体的な理由を書きたいと思います。

ちなみに前回の記事はこちら
前回から随分時間が空いてしまいました。申し訳ございません m(__)m

未だに、IT=パソコン と思われている方が多いのも事実なのですが、

ちょっと故障したとか、ちょっとネットに繋がらないとか、

そういう社内の問題を解決するために兼任で担当させている。

こういう中堅・中小企業は実に多いと思います。

で、私が見ている限り、そういう方のパフォーマンスは総じて低い。

概ね共通して「できてないなぁ」と感じる事が一つあります。

それは何かと言うと、

「計画性がない!」

今まで兼任されている方で、ITの計画を作成している人に出会った事がありません。
(正確には過去に一人だけいました。確か経理出身の方でしたね)

今まで、多くのIT兼任の担当の方と接してきましたが、

身近な例でお話しすると・・・

例えば、サーバやPCの入替。

保守期限が切れるか、HDDが壊れて気づくとか、

PCは壊れた時が入替時期とか、

計画性がないと、本当に場当たり的な対応に終始します。

これはその担当が無計画だからとか、スケジュールしてないから、だと言われるかもしれません。

つまりにはその人の仕事の仕方の問題だと。

確かにそれもあると思います。

ですが、考えてみてください。

なぜ、IT担当が兼任だと計画しないのか?

この状態を生み出している最大の理由が、”兼任”だからなのです。

私はこういう図式が成り立つと考えています。

 中途半端 = 本業 - 兼業(IT担当)

流れで行くと、

 兼任 ⇒ 本業じゃない ⇒ 本業じゃないから計画しない ⇒ 場当たり的

こういう流れができます。

そもそも、片手間的な兼任業務に、年間計画やリスクヘッジのプランなんて考えるでしょうか?

この時点で良いパフォーマンスを望むのは無理な話しです。

先程の例を、もう少し噛み砕いてお話しすると、

計画的でないから、PCもメーカー、型番、OSなどもまちまちで購入します。

その時々で安いPC、酷いところだと、1台1台マシンが違う。

こんな状態だと、壊れた時の代替機を用意するのも難しい。

壊れた状態からリカバリするのも、マシン毎に違うから毎回時間がかかる。

時間がかかるから本業にも影響を及ぼす。

加えて、壊れたPCを待つ間代替機があればいいが、

計画性がないから代替機の準備もない。

その間、その人の本業も滞り・・・待ってる方の業務も停滞する。。

これは大袈裟な話しでなく、未だに散見する実例です。

これがサーバーだったりすると、もっと大きな問題になります。

反論として、「兼任が計画性がない」とか「場当たり的」というのは乱暴だ!という意見もあるかもしれません。

ですが、考えて見て頂きたいのですが、

兼任でIT担当にするのはどういったケースだったでしょうか??

「パソコンが詳しいから。」
「専任にするのは勿体ないから。」

こんな理由だったりしませんか!?

こんな理由の兼任の担当者の”評価”ってどうなっていると思われますか?

情シスが本業の場合、当然ながら、その評価をする為の”軸”となる目標設定や計画があります。

対して、兼任の場合、評価”軸”はない、目標設定もない企業がほとんどでした。

あったとしても、本業での評価や目標設定・計画のみ。

果たして評価指標もないものに、計画を立てて、それに向けてドライブをかけていくような事はできるでしょうか?

答えるまでもないですよね。

つまるところ、「PCに詳しいから兼任」は、

経営レベルからすると、イイとこ取りなのか、他にないからなのか分かりませんが、

私はダメな配置だと思っています。

兼任にするのであれば、他にも取るべき手段は今、多くあります。

是非、一考する事をお勧めしたいと思います。
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【2014/12/24 08:00】 | コンサルティング
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